突如音楽シーンに現れ、長らくストリーミング配信やSNSのみで活動を続けていた謎の覆面バンド「Crab 蟹 Club」(クラブカニクラブ)。

2023年末、初めてライブ活動を開始することを公表し、2024年2月には下北沢Flowers LOFTにて初ライブ・初ワンマン公演『幾星霜』を開催。満員のフロアで華々しいステージデビューを飾りました。
その後も「TOKYO ZERO FESTIVAL」や「KNOCKOUT FES」など、都内を中心としたフェスイベントに多数出演。
4月から放送開始したTVアニメ『喧嘩独学』では、エンディングテーマ「バイラルハック」を担当するなど、今最も勢いに乗る新進気鋭のロックバンドです!
この度FULL-TENでは、イヤーモニター CTM(Clear Tune Monitors) / CE320 CLEARを事前にCrab 蟹 Clubのメンバーへ提供。後日、メンバーへのスペシャルインタビューを実施しました!

Q1. 初ライブ『幾星霜』からイヤーモニター CTM / CE320 をご使用いただいています。実際にステージで使ってみてのご感想はいかがでしょうか。
KumoHana(Vo.Gt.):モニター用イヤホンとしてすごく使いやすい、というのが第一印象でした。ライブをする上で理想的な音の聴こえ方で、自分にしっくりくる感じで……。一言で言うと、すごくクオリティーの高いサウンドだなと感じます。

房治郎(Gt.):本当にクリアな音で、スタジオで生音を鳴らしている時と全く変わらないぐらいの印象でした。それもあって、本番では安心して演奏できましたね。
ナガオカ(Ba.):一般的なイヤホンで聴いたときに感じる独特なクセがあまりなくて、それぞれの楽器の素直な音が、迫力を持って聴こえてくるところが好印象でした。
龍登(Dr.):実際にライブで使ってみて、自分やメンバーのモニター音が聴き取りやすく、とても演奏しやすかったです。目立ったタッチノイズも無く、また遮音性が優れている点も印象的でした。
Q2. CE320のどのような点が気に入っていただけましたか。
龍登(Dr.):中低域の質感がとても良くて気に入っています。バスドラとかスネアとかベースとか、リズムの根幹を担うような楽器の音が、自然な質感で届いてくる感じで。耳だけでなく、首を伝って胸まで響く感じがすごく良いと思います。
本当にバランスよく聴こえるので、イヤモニとして理想的な音だと感じました。

KumoHana(Vo.Gt.):聴きたい音がすごくクリアに聴こえてくる、という点が気に入りました。ワイヤレスイヤホンの音質に慣れていたこともあって、有線らしい音質の良さと原音に忠実なサウンドで「こんな音が鳴っていたんだ!」という発見もあったりして、驚かされましたね。
あと、見た目がかっこいい点も気に入っています(笑)。
ナガオカ(Ba.): 自分は本番中、ステージ上で激しめに動いたりすることがあるんですが、それでも耳から外れそうになることが全くなくて。フィット感がすごくいいなと思います。
あと自分も、見た目がすごく好きです(笑)。クリアカラーがかっこいいですね。
房治郎(Gt.):音質面はもちろんなんですが、個人的に気に入っているのはケーブルが絡まりにくい点ですね。編み込み式になっていて質感も良く、現場での取り回しの良さがすごく気に入っています。

耐久性に優れた編み込み式4芯ケーブルが付属
Q3. CE320では、2万人以上の耳の形状データを基に独自設計された「ユニバーサルフィットデザイン」が採用されています。実際の装着感についてはいかがでしょうか。
KumoHana(Vo.Gt.):めちゃめちゃ良かったです!歌ったり演奏したりしている最中でもしっかり固定されるので、もう着けていないのと同じ、みたいな感覚もあって(笑)。この点もすごく気に入っています。
ナガオカ(Ba.):僕は耳の形が少し変わっていて、イヤホンによっては耳にちゃんと入らなかったり痛くなったりしてしまうんですが、特にそういったこともなくスムーズに装着できました。本当に多くの人の耳に合わせて作られているんだろうな、と感じましたね。

房治郎(Gt.):耳に入れて1回押し込むだけでしっかり装着できるので、取り回しの面でとても良かったです。ライブの本番中は着けたり外したりすることも多いので、すぐにフィットするというのはかなり助かります。
龍登(Dr.):本体がすごく軽いので長時間装着していても疲れないですし、使っていて楽なイヤホンだと思いました。耳型をとらないユニバーサルIEM製品(※)の中でも、本当に装着感が良いと感じます。
※ユニバーサルIEM:誰でも快適に装着できるよう設計されたIEM(イン・イヤー・モニター)。一方、耳型を採取してオーダーメイドで製作されるIEMは「カスタムIEM」と呼ばれる。
Q4. ご使用いただいているCE320はCTM”CE Series”の最上位モデルですが、エントリーモデル CE110 、またミドルレンジモデル CE220 についてもご試聴いただきました。そちらについてはいかがでしたでしょうか。

龍登(Dr.):CE110はダイナミック型ドライバーらしい低音の厚みが印象的な一方で、高音もしっかり聴こえるというのが驚きでした。同じぐらいの価格帯のイヤホンで、あそこまでのクオリティーはなかなかないんじゃないかなと思います。

KumoHana(Vo.Gt.):普段使い用として聴く場合を考えると、個人的にはCE220の音が最も好みでした。一般的なイヤホンと比べると、すごくクオリティーの高いリスニング体験が楽しめると思います。
ナガオカ(Ba.):僕もCE220の音の感じは結構好みというか、個人的にはCE320よりも中低音がいい感じに聴こえたので、リスニング用として使うと良さそうだなと感じました。
房治郎(Gt.):どの機種についても、普段使っているワイヤレスイヤホンでは聴こえない音が聴こえる感覚がありました。ギタリストとしては、埋もれがちなギターパートの細かいニュアンスまで、ちゃんと聴きとることができたのが面白かったです。

Q5. 最後に、どのような人にCTMのイヤーモニターをオススメしたいかをお伺いします。
KumoHana(Vo.Gt.):同じCTMのシリーズ製品でも、用途や求めるものによってオススメできる機種が異なるように感じました。
個人的に、CE320はライブのモニター用としてこれ以上ないイヤホンだと思ったので、僕たちのようにモニター用途で使う機会が多い人にオススメしたいです。
CE220には「こんな音の広がり方があるんだ」という感動があったので、リスニング用としてワンランク上の音で音楽を楽しみたい人にオススメしたいですね。
CE110も低価格ながら高価格帯のイヤホンに匹敵する音質だと感じたので、価格を抑えて高音質で音楽を楽しみたいと考えている方には、ぜひ一度体験してもらいたいです。
房治郎(Gt.):大きい音でも歪まず、クリアに聴こえるというのがCTMのイヤモニのすごく良いところだと感じたので、大きめの音で音楽に没頭するような聴き方をする人なんかに使ってもらえれば、とても素敵なイヤホンと感じてもらえるのではないかなと思います。
ナガオカ(Ba.):ライブだけでなく楽曲制作の時にも使ってみたんですが、CTMのイヤモニは音をより素直な状態で聴けるように感じました。ライブ用途はもちろん、音楽制作用途でイヤモニを探している人にもオススメできると思います。
龍登(Dr.):どの機種も本当にコスパが良いと感じました。高コスパのイヤモニを探している人には予算に合ったモデルをぜひオススメしたいです。
特にCE320は、より高価なイヤホンと比べても遜色ない音質だと感じましたし、ユニバーサルIEMで高品質なイヤモニを探している人には、迷いなくオススメできると思います。

―Crab 蟹 Clubの皆さん、今回はありがとうございました!
Photographer: Ryohey Nakayama
アーティスト紹介
Crab 蟹 Club

2021年、突如音楽シーンに現れた、ソーシャルメディア上でエッジなサウンドを横横無尽にかき鳴らす4人組覆面バンド。
キャッチーでありながら諦念や焦燥といったリアリティを感じさせるメロディーと、物語に彩られた歌詞が紡ぐ世界観に、魅了されるリスナーが増殖中。
2024年からはライブ活動も開始。
より深く楽曲の世界に引き込むべく、ベールに包んできたアーティスト象を徐々に可視化していく。 (公式WEBサイトより引用)
■関連リンク
・Official Web Site
https://crabkaniclub.com/
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・Official Twitter
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・Official Instagram
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ブランド・製品紹介
CTM(Clear Tune Monitors)

“CTM(Clear Tune Monitors)”は、サウンドエンジニア兼ドラムプレイヤーであったCesar Milano氏により設立された、アメリカ発のイヤーモニターブランドです 。
世界的ロックバンド TOTO のPAエンジニアとツアーメンバー、Lady Gagaなどのバックで活躍するドラマー、グラミー賞受賞バンドのギタリスト等、世界中の実力派ミュージシャンやサウンドエンジニアがCTMの製品を愛用しています。
原音に忠実な音質、長時間使用していても快適な装着感など、その高い品質が世界のプロフェッショナルを魅了する理由です。
ユニバーサルIEM “CE Series”

カスタムIEM生産を中心としているCTMが、お求めやすい価格で高い品質と音質を実現したのが、ユニバーサルIEM “CE Series” 。
プロクオリティーの高解像度サウンドはもちろんのこと、独自開発のユニバーサルフィットデザインによって優れた装着感を提供します。

今回 Crab 蟹 Club のメンバーに提供させていただいたのは、分離感に優れる高解像サウンドを実現したCE320。バランスドアーマチュア型ドライバーを3基搭載したCEシリーズ最上位モデルです。

CTM独自のチューニングと、低域、中域、高域をそれぞれ担当する高品位ドライバーにより、分離感に優れた解像度の高い音像を実現。また、カラーラインナップはCLEAR / SMOKE の2色が用意されており、お好みに合わせてお選びいただけます。
その他、コスパに優れたエントリーモデル「CE110」や、迫力あるサウンドのミドルレンジモデル「CE220」もラインナップ。詳細はCE Series 紹介ページをご覧ください。